弁護士と司法書士の業務範囲
この日本には士業の弁護士や司法書士などといった色んな法律の専門家の方々がいます。
ですが、普段あまりなじみのない私たちからすると、これらの職業の違いがはっきりしていない点があると思います。
そこでこの2つ(弁護士と司法書士)の違いを少し調べていきましょう。
細かく解説していくと話が難しくなっていってしまいますので、今回は大きな違いを1点だけ紹介します。
それは、弁護士には法律業務の行える範囲に制限はありませんが、司法書士にはこの制限があるため限定的な業務しか行えません。
これについては、司法書士は基本的に登記と供託を依頼された時に業務を行うことが出来るのです。
法律用語が出てきましたので説明していきますと、登記というのは法律によって決められている事柄を、台帳や帳簿と呼ばれる台帳に記載することをいいます。
次は供託についてですが、金銭や証券などを国家機関として法律で定められている供託所に提出をすることであり、ある一種の届け出のようなものと考えてください。
法律問題は弁護士へ
上記のように司法書士とは、決められた範囲内の業務しか行ってはいけないと法律により決まっています。
最初に弁護士は法律業務の範囲制限がないと説明しましたが、すべての業務を1人の弁護士が行おうとするとそれは膨大な量になってしまいますので、通常は1人の弁護士につき数点の法律業務を専門に扱っている形が多いです。
このように、弁護士ですべての業務を行うことは出来ないという理由から、この負担を少しでも軽くするという意味も含めて、司法書士という職業があるのです。
もちろんこれは司法書士に限ったことではなく、税関係の申告を行う税理士や文書の提出を行う行政書士らも、これらの内容に該当されます。
私たちがもし法律関係のトラブルに巻き込まれてしまった時、どの専門家に相談するかを迷うのは当然のことだと思います。
上記の点を踏まえたうえで選択するとしたら、登記や供託だけお願いしようと思っている場合は司法書士、それ以外の法律問題の場合や大きな問題の場合は弁護士に依頼する、という風に分類わけをすると良いかもしれません。
【借金返済のヒント】
借金問題の解決方法としては、身近な不要品を売るという事も考えましょう。
例えば、バイク売却はできないでしょうか。
車庫に置きっぱなしになっていてまったく乗っていないバイクがあれば、売却して換金するようにしましょう。
借金を繰り返す嫁の兄
私が結婚して10年経った時にある時、妻が突然私に「真剣な話がある」と言ってきた。
どうしたのか?私は不倫なんて当然していないし、したこともない。犯罪もしていない。
なのに何なんだと思ってモゴモゴした妻に「早く言え!」と問いただした。
すると、妻の口から出てきた言葉に驚かされた。「私の兄が500万円の借金があり、首が回らなくなった。最初は100万円の借金だったが、その借金を返すためにまた借金をしてその繰り返しで遂に500万円にまで膨れ上がってしまった」というのだ。
そして、その500万円の返済をするために再度借金をしようとしたが、もうすでにどこからもお金を借りることが出来ないため、私たち夫婦に頼み込んできたというのだ。
完全に困った。
ただでさえ子供の教育費にお金がいるというのに、義理の兄の借金を肩代わりして欲しいというのだ。
正直ありえない。
ところが、見捨てることもできないので、とりあえず月々8万円、年間96万円を私が借金返済していくことになりました。
兄がコツコツ返せばいいのでは?と思うのが当然だが、なんと兄は現在無職です。
働け!といいたいが、義理の弟という立場もあり、我慢しかできない。
そんなこんなで数年がたち、なんとか借金を完済することができた。
借金返済の日々で本当に疲れ切った。
いやいや本当に義兄には振り回される日々だった。
義兄からは「ありがとう」それだけ。
正直今度借金したらぶっ倒してやる、という気持ちでいっぱいだった。
借金の返済も終わり、その後は仕事を頑張っていたが、ある日ラジオで返済しすぎた借金は返ってきます!というCMを聞いた。
「どういうことだ?」と思い、その弁護士事務所に問い合わせたところ、利息のうち、数十万円が返還されたのだ。
なんということだ。法律を知らない人は損をするなんて。
そして返還額の一部で儲かっている弁護士さんもいるなんて。
[追記]